停電の中で感じたゆっくりとした時間

昨夜の23時半頃停電し

今日の20時半に復旧

 

21時間の停電でした。

こんなの初めて。

 

わたしが住む遠州地方は

気候も環境も良く

のんびりした人が多いと言われるほど。

 

台風も毎回来るかもと言われつつ

それて行ったり

夜中に通ったり

あまり被害もなく過ごしてきたので

台風に備える気持ちはちょっと薄かったんですね。

 

 

今回も甘く見てました。

 

ところが今までにないほどの風雨

 

結果、思いのほか広範囲での停電。

 

看板が倒れたり

屋根が飛んで行ったり

倒木したり

可睡斎の総門も倒壊してしまったそうです。

 

身近でこんなに被害が出るとは。

天災は本当に明日は我が身だと実感。

 

 

さて、そんな停電を過ごした中感じたこと

 

携帯もipadも充電いつできるか分からないから

あまり見ないようにしてたし

テレビもつかないし

ラジオをお供に

部屋の整理をしたり

本を読んだり

久しぶりにパズルを解いたり

ゆっくりした時間の流れを感じました。

 

普段どれだけせわしなく生きているのか

時間は本当はこんなにゆっくり流れている

こんなに豊なんだ。

 

さらに、暗くなってきたら

星空もとてもきれい。

 

 

最後に、身体に意識を向けてみると

周りが暗いことで

視覚から入る情報がとても少ない。

より感覚に意識を向けやすい。

 

昔の人はこの暗さの中生きていたからこそ

夜になれば自然と視覚にとらわれることなく

身体を的確に意識できていたんじゃないか?

 

そして、自我にとらわれることなく

自然の流れにのった生き方ができていたんじゃないかと思いました。

 

 

停電のさなか

とても豊かで満たされてものを感じました。

 

 

今回は電気が止まっただけで

水道もガスも使えたし

身の危険を感じることもなかったから

こんなふうに感じられたんだろうな。

 

 

ただね、備えが足りない部分も

浮き彫りになったから

もう一度見直しておかなきゃな。

 

 

早く電気つかないと思っていたのに

電気がついた瞬間

現代という現実に

一気に引き戻されて

なぜか少しがっかりした。

 

あまりの明るさにびっくりしたのかな?